盛岡以外の岩手県公立高校入試は軒並み定員割れで再募集あるため、実質的には前期と後期がある状態です。そうなると・・・
① 公立高校入試が実質前期入試と後期入試があるような状況になる
② 私立高校は専願入試でできる限り募集定員を埋める
③ 盛岡第一高校を受ける各地域の生徒が増える
④ 盛岡第一の併願校である盛岡中央への受験者数が若干へる
などが予想されます。
進学校の再募集があるといっても年度によってバラつきがあるため、どこかの進学校で枠があるかもしれないということであるのは否めないので、①③④は軽微な動きだろうと思います。
②の動きは顕著になるだろうと思います。北上市近隣ですと、翔南高校、金ヶ崎高校、黒沢尻工業の不人気は深刻で、専修大学北上高校と花巻東高校を第一志望としている学生が非常に多いことを意味しています。併願の場合は既に、地域の進学校に合格するよりも難しい状況です。
①③④については、盛岡第一に敢えて挑戦するというのも県内に何人かいてもいいのではないかと思います。
伝統ある才能ある生徒が集まる高校であることには変わりありませんから、そこで挑戦し結果がともなわなかったとしても地域に枠があり、その力を還元できるのであれば見方によれば、これは好ましい状況ととらえてもよいかもしれません。